【遊戯王】DD デッキ解説(リミットレギュレーション2016.04.01)
ゴールデンウィークの連戦で使用した【DDD】についての記事です。
以下の5つの項目に分けて書いていこうと思います。
展開パターンのメモとして使っていた記事だったのですが、使いたいサムネ画像が出来てしまったので書きました。あまり身のない記事ですが、よろしくお願いします。
- はじめに
- リスト
- 展開パターン
- 採用カード解説
- 反省点
1.はじめに
連休中の大会出場結果です。
個人戦
第17回足立CS withはっちCS 3勝1敗
A.しゅうまつさん(@if_kai111)
B.ほーねっとさん(@honet95)
C.ぼく
東北六遊祭2016 3勝2敗
A.王国民さん(@oukokumin521)
B.アカパンダさん(@akapannda)
C.ワシ(21)
春フェス・六遊祭に出ることは3月の段階で確定していたので、環境に居たデッキは一通り練習していました。
環境頭は【青眼】を使っていたのですが、元々苦手だったミラーマッチも克服できず、不利なマッチアップの【帝】が台頭してしまい、諦めてしまいました。
では【青眼】に有利に戦える【帝】にしようと思ったのですが、次は【メタルフォーゼ】や【マジェスペクター】といった【帝】が苦手とするペンデュラムデッキが台頭してきました。
環境の時流に対し完全に後手後手に回っていて、一手先に行かれるだけで容易に敗北してしまいました。1つのデッキに執着していないことも相まって、尚更勝てないという負のサイクルまで産まれる始末です。
この時点で大会10日前でした。ただでさえ自分は勉強に時間がかかるほうなので、早々にデッキを決めて取り掛からないと大敗することは明白でした。
迷走に次ぐ迷走を重ねていたときに第49回はっちCSで【DD】が9−0で優勝したというツイートが流れてきました。
9−0は余程ポテンシャルのあるデッキでない限り出来ないと思い、すぐに乗り換えを決意しました。
案の定デッキパワーはとても高く、多少の妨害ならばやすやすと踏み越えてワンキルないし堅い盤面を作ることで出来ました。
目標は東北六遊祭2016でしたので、事前に個人戦に出て手ごたえを確かめてから出場しました。
足立CSは元々出るつもりがなかったのですが、急な欠員でチームメイトを探しているとTwitterでしゅうまつくんが言っていたので、せっかく練習する場があるのなら拾ってもらおうと思い出場することにしました。
どちらの大会も1敗で、超回っていて毎ターン《増殖するG》を打ってくる【帝】と、元からとても相性の悪い【HERO】に負けました。
環境シェア上位のデッキには勝てていたので、急に露骨なメタカードがバシバシ飛んでこない限りデッキ選択は間違っていないなと感じることが出来ました。
不安だった展開パターンも対戦中に体に染み込ませていき、東北六遊祭に備えました。
2.リスト
毎度毎度細かく変わっていたのですが、最も直近で行ったものを挙げておきます。
DDD壊雉王アビス・ラグナロク×3枚
DD魔導賢者コペルニクス×3枚
DD魔導賢者ケプラー×3枚
DD魔導賢者トーマス×1枚
DDオルトロス×1枚
DDスワラル・スライム×3枚
DDネクロ・スライム×3枚
DDラミア×3枚
死者蘇生×1枚
ハーピィの羽根帚×1枚
ワン・フォー・ワン×1枚
成金ゴブリン×3枚
闇の誘惑×3枚
強欲で貪欲な壺×3枚
地獄門の契約書×3枚
虚無空間×1枚
戦乙女の契約書×1枚
神の警告×1枚
神の通告×2枚
エクストラデッキ
DDD剋竜王ベオウルフ×1枚
DDD神託王ダルク×1枚
DDD烈火王テムジン×2枚
DDD呪血王サイフリート×1枚
DDD疾風王アレクサンダー×1枚
DDD双暁王カリ・ユガ×1枚
氷結界の龍 トリシューラ×1枚
クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン×1枚
PSYフレームロード・Ω×1枚
ブラック・ローズ・ドラゴン×1枚
月華竜 ブラック・ローズ×1枚
TG ハイパー・ライブラリアン×1枚
フォーミュラ・シンクロン×1枚
No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー×1枚
サイドデッキ
増殖するG×2枚
揺れる眼差し×1枚
ツインツイスター×1枚
闇の護封剣×2枚
コズミック・サイクロン×3枚
魔封じの芳香×3枚
暗闇を吸い込むマジック・ミラー×3枚
3.展開パターン凡例
① {《DDスワラル・スライム》or《DDラミア》のいずれか1枚} +《地獄門の契約書》
ⅰ.)トリシューラパターン
《DDD烈火王テムジン》+《DDスワラル・スライム》+《DDラミア》→《氷結界の龍 トリシューラ》
結果
フィールド:《氷結界の龍 トリシューラ》
1.《地獄門の契約書》を発動し、足りない方のDDモンスターを手札に加える
2.手札の《DDスワラル・スライム》の効果を発動し、手札の《DDラミア》を素材に
3.墓地の《DDラミア》の効果を発動しフィールドの《地獄門の契約書》を墓地へ送り、自身を特殊召喚
《DDD神託王ダルク》+《DDラミア》→《任意の☆8シンクロモンスター》
結果
フィールド:《任意の☆8シンクロモンスター》
墓地:《DDスワラル・スライム》
《DDD烈火王テムジン》の部分を《DDD神託王ダルク》にして、
☆8シンクロモンスターを出す平凡な動き
《地獄門の契約書》は維持すればするだけアドバンテージを稼ぎ出す札なので、
自主退場する価値があるかを考える必要あり
結果
ⅰ.)☆8シンクロモンスター×2体パターン
結果
ⅱ.)☆8シンクロモンスター+★6エクシーズモンスターパターン
1.手札の《DDスワラル・スライム》の効果を発動し、手札の《DDネクロ・スライム》を素材に
《DDD烈火王テムジン》を特殊召喚
《DDラミア》を通常召喚
《DDD烈火王テムジン》+《DDラミア》→《DDD疾風王アレクサンダー》
2.墓地の《DDネクロ・スライム》の効果を発動し、《DDスワラル・スライム》を除外して
《DDD烈火王テムジン》を特殊召喚
DDモンスターが特殊召喚されたので《DDD疾風王アレクサンダー》の効果を発動し、
墓地の《DDラミア》を特殊召喚
DDモンスターが特殊召喚されたので《DDD烈火王テムジン》の効果を発動し、
墓地の《DDD烈火王テムジン》を特殊召喚
3.《DDD疾風王アレクサンダー》+《DDラミア》→《任意の☆8シンクロモンスター》
《DDD烈火王テムジン》+《DDD烈火王テムジン》→《任意の★6エクシーズモンスター》
結果
ⅰ.)クリスタルサイフリートパターン
ⅱ.)月華竜経由トリシューラ+DDD融合パターン
結果
フィールド:《氷結界の龍 トリシューラ》+《任意のDDD融合モンスター》
ⅰ.)ライブラ☆8シンクロ1ドローパターン
1.手札の《DDスワラル・スライム》の効果を発動し、《DDネクロ・スライム》を素材に
《DD魔導賢者コペルニクス》+《DDラミア》→《TG ハイパー・ライブラリアン》
3.墓地の《DDラミア》の効果を発動し、《DDD烈火王テムジン》を墓地へ送り、自信を特殊召喚
《DDD神託王ダルク》+《DDラミア》→《任意の☆8シンクロモンスター》
《TG ハイパー・ライブラリアン》の効果を発動し1ドロー
※《DDラミア》の効果で《DDD神託王ダルク》を墓地へ送れば☆7も可能
ⅱ.)ベアト☆8シンクロ1ドローパターン
1.手札の《DDスワラル・スライム》の効果を発動し、《DDネクロ・スライム》を素材に
《DD魔導賢者コペルニクス》を通常召喚し、《DD魔導賢者ケプラー》を墓地へ送る
2.墓地の《DDネクロ・スライム》の効果を発動し、墓地の《DDスワラル・スライム》を素材に
《DDD烈火王テムジン》の効果を発動し、墓地の《DD魔導賢者ケプラー》を特殊召喚
《DD魔導賢者ケプラー》の効果を発動し、《地獄門の契約書》をサーチ
3.《地獄門の契約書》の効果で《DDD壊雉王アビス・ラグナロク》をサーチ
《DDD烈火王テムジン》+《DDD烈火王テムジン》→《永遠の淑女 ベアトリーチェ》
《永遠の淑女 ベアトリーチェ》の効果を発動し、《DDラミア》を墓地へ送る
スケールに《DDD壊雉王アビス・ラグナロク》を発動
墓地の《DDラミア》の効果を発動し、フィールドの《地獄門の契約書》を墓地へ送り自身を特殊召喚
スケールの《DDD壊雉王アビス・ラグナロク》の効果を発動し、
《DD魔導賢者ケプラー》+《DDラミア》→《フォーミュラ・シンクロン》
《フォーミュラ・シンクロン》の効果で1ドロー
《DDD烈火王テムジン》+《フォーミュラ・シンクロン》→《任意の☆8シンクロモンスター》
ⅲ.)ベアトライブラフォーミュラパターン
1.手札の《DDスワラル・スライム》の効果を発動し、《DDネクロ・スライム》を素材に
《DD魔導賢者コペルニクス》を通常召喚し、《DD魔導賢者ケプラー》を墓地へ送る
2.墓地の《DDネクロ・スライム》の効果を発動し、墓地の《DDスワラル・スライム》を素材に
《DDD烈火王テムジン》の効果を発動し、墓地の《DD魔導賢者ケプラー》を特殊召喚
《DD魔導賢者ケプラー》の効果を発動し、《地獄門の契約書》をサーチ
3.《地獄門の契約書》の効果を発動し、《DDラミア》をサーチ
《DDD烈火王テムジン》+《DDD烈火王テムジン》→《永遠の淑女 ベアトリーチェ》
《永遠の淑女 ベアトリーチェ》の効果を発動し、《DDスワラル・スライム》を墓地へ送る
墓地の《DDスワラル・スライム》の効果を発動し、手札の《DDラミア》を特殊召喚
《DD魔導賢者コペルニクス》+《DDラミア》→《TG ハイパー・ライブラリアン》
墓地の《DDラミア》の効果を発動し、フィールドの《地獄門の契約書》を墓地へ送り自身を特殊召喚
《DD魔導賢者ケプラー》+《DDラミア》→《フォーミュラ・シンクロン》
《TG ハイパー・ライブラリアン》と《フォーミュラ・シンクロン》の効果を発動し、計2ドロー
結果
4.採用カード解説
よっしゃ書いてくで〜って思ったんですけど書くこと全然ありませんでした。
少しだけ書きます。
【DD】は基本的に3枚の組み合わせで展開していくデッキなので、特別な理由がない限りは最大枚数投入しています。
《DD魔導賢者トーマス》はペンデュラムテーマの流行が予測できたので、単体で《DDD双暁王カリ・ユガ》を出せることを評価して投入しました。
また、《異星の最終戦士》が出てきた際に《DD魔導賢者コペルニクス》・《DD魔導賢者ケプラー》がエクストラデッキに存在すれば、《DD魔導賢者トーマス》のスケール効果で擬似的な《くず鉄のかかし》となってくれます。
罠が多めなのは《増殖するG》を打たれてストップした際に微妙な盤面になることを嫌ったためです。
5.反省点
東北六遊祭の負けは全て【青眼】です。
《青眼の精霊龍》を気軽に超えるために、メインに《ダーク・アームド・ドラゴン》を入れるべきでした。
制限カードですが引いた時の盤面解決能力はピカイチです。
サイドにも《闇の護封剣》ではなく《サタンクロース》を入れて手堅く除去していったほうが良かったのではないかと思っています。
二本目以降に入れた《閃光を吸い込むマジック・ミラー》は、【青眼】がギミックで触れない妨害を求めて投入したのですが、これはまあ良かったのではないかと思っています。
このデッキのギミックでは《太古の白石》等の【青眼】ギミックにろくに触れないため、必要だと感じました。
エクストラデッキに《永遠の淑女 ベアトリーチェ》を入れておけば動けないということが減っていました。次に大会に出る機会があれば、《ブラック・ローズ・ドラゴン》と差し替えるつもりです。
サイドデッキに入っている《増殖するG》も微妙で、サイドから投入するものならばもっと良いものがあったなと感じています。《虚無魔人》や《深淵の結界像》、《SRベイゴマックス》なども試したかったのですが、いかんせん時間がなく、試すことが出来ませんでした。
使うタイミングはバッチリだったのですが、デッキの理解度が足りていなかったことが響いてしまいました。
初の遠征だったので優勝したかったのですが、僕の努力が足りず勝ち上がることが出来ませんでした。次回こそは万全を期して挑み、優勝を目指します。
読んでいただきありがとうございました!